日本航空(JAL/JL、9201)は1月23日、最新のエアバスA350-900型機を9月から羽田-福岡線に投入すると発表した。また、ボーイング787-8型機の国内線仕様機を羽田-伊丹線を中心に秋ごろから投入する。
JALは、日本の航空会社では初めてA350を2013年10月に発注。777の後継機として、標準型のA350-900と長胴型のA350-1000を合わせて最大56機導入する。このうち確定発注は31機で、A350-900が18機、A350-1000が13機となっている。
初号機は6月に受領予定で、9月の就航まではパイロットなどの慣熟に充てる。各席には個人用画面と電源コンセントを設け、サービス向上を図る。
787はこれまで国際線機材として運航してきたが、国内線用として新造機4機を追加導入。羽田-伊丹線を中心に投入する。座席数は300席程度になる計画で、A350-900と同じく個人用画面と電源コンセントを設置する。
A350-900で777-200、787-8で767-300ERを置き換えていく。
*初号機受領と出発の記事はこちら。
関連リンク
日本航空
トゥールーズで受領し羽田へ
・JAL、A350初号機受領し羽田へ 植木会長「6年前の決断正しかった」(19年6月13日)
2020年から新制服
・JAL、新制服デザイン3案公開 利用者の意見募集、2020年刷新(19年1月22日)
A350と787
・JAL、A350を6月受領へ 夏から国内線投入、パリ航空ショー出展か(19年1月1日)
・JAL、A350国内線仕様に個人画面と電源 中期計画ローリングプラン(18年3月1日)
・JAL植木社長「総額見て手が震えた」 次世代旗艦機A350-1000、日本初飛来(18年2月15日)
・エアバスとJAL、A350-1000お披露目 植木社長「長距離国際線の後継機」(18年2月14日)
・JAL、国内線に787-8初導入 19年から羽田-伊丹、4機追加発注(17年9月21日)
・日航、A350で777置き換え 777X採用ならず(13年10月7日)
JALの787搭乗記
・片道10時間でも疲れにくい787 特集・JAL成田-メルボルン初便に乗ってみた(17年9月12日)