エアライン, ボーイング, 機体 — 2019年1月22日 12:52 JST

ブリティッシュエア、BOAC塗装の747 23年退役まで

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)は現地時間1月21日、同社前身のBOAC(英国海外航空)塗装を施したボーイング747-400型機(登録記号G-BYGC)を運航すると発表した。747が退役する2023年までの運航を予定している。

BOAC塗装を施すブリティッシュ・エアウェイズの747-400(イメージ、同社提供)

 747にデザインするBOAC塗装は、1964年から1974年まで導入していたもの。今回の機体はアイルランドのダブリンで塗装し、ロンドンには2月18日に到着する見込み。BAではBOAC塗装の747を含む、計4機に以前のデザインを復刻した塗装を施す。

 BAの前身となったBOACは1939年に設立。北米やアジアなどの長距離路線を運航していた。欧州域内や英国内線は、1946年に設立した英国欧州航空社(BEA)が担っていた。両社は1974年に合併し、現在のBAとなった。

BOACの747(ブリティッシュ・エアウェイズ提供)

関連リンク
ブリティッシュ・エアウェイズ

BAの747
ブリティッシュ・エア、747の改修完了 全18機(16年8月5日)
ブリティッシュ・エアの747改修初号機、ニューヨーク線に(15年9月24日)
ブリティッシュ・エア、747を18機改修 パナソニックIFEなど(15年7月22日)
ブリティッシュ・エアの747でティーショット ジャスティン・ローズのチャリティ(14年10月2日)

BAの歴史
ブリティッシュ・エア、香港就航80周年 23都市経由で10日間(16年4月13日)
ブリティッシュ・エア、日本人CA乗務から60年 歴代制服振り返り(15年6月3日)