エアバスは現地時間1月3日、米ジェットブルー(JBU/B6)からA220-300型機(旧ボンバルディアCS300)を60機確定受注したと発表した。ジェットブルー向けのA220は、アラバマ州モビールにあるエアバスの工場で生産する。
両社は2018年7月に、A220-300を60機発注する覚書(MoU)を締結したと発表していた。
A220の最終組立ラインは、エアバスが米国に初めて建設したアラバマ州モビールの最終組立工場に設置。1月下旬に建設を開始する。同工場は2015年9月に本稼働し、現在はA320ファミリーを月産4機製造している。
A220は、ボンバルディアが開発した小型旅客機「Cシリーズ」の新たな名称。Cシリーズの製造や販売を担う事業会社「CSALP(C Series Aircraft Limited Partnership)」を、エアバスが2018年7月に買収したことで改称した。Cシリーズは、CS100(100-135席)と、中胴が3.7メートル長いCS300(130-160席)の2機種で構成され、CS100がA220-100、CS300がA220-300に改められた。
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