ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)は、エアバスA380型機の新塗装初号機「Tokyo(東京)」(登録番号D-AIMD)の運用を現地時間12月12日に開始した。ルフトハンザのツルを用いたロゴの誕生100周年を記念し、今年2月に登場した新塗装で、2025年までに全機の塗装を完了する見込み。
新塗装初号機はルフトハンザ30機目の新塗装機で、ミュンヘンを拠点とする5機のA380のうちの1機となる。A380の塗装には、1機あたり数百リットルの塗料を使用した。
ルフトハンザは今年2月7日に、ブランドデザインを1990年以来28年ぶりに刷新。従来の紺と黄から、紺と白への変更を進めている。尾翼などに描かれているルフトハンザのシンボル「ツル」は、1918年にドイツ人デザイナーのオットー・フィルレが制作したもので、2018年で導入100周年を迎えた。
新塗装機の運航は2月8日からで、ボーイング747-8型機(D-ABYA)とA321(D-AISP)が、ドイツ国内と欧州をめぐり、紺と白に改めたロゴをアピールした。同月21日には、新塗装の747-8がフランクフルトから羽田に初飛来した。
2025年までの7年間で、全機を塗り替える。今後2年間で、食器やアメニティ、毛布なども新デザインに交換する。
関連リンク
ルフトハンザ ドイツ航空
#ExploreTheNew(Lufthansa)
・28年ぶり新デザインは紺と白 写真特集・ルフトハンザ新塗装747-8(18年2月28日)
・ルフトハンザ新塗装747-8、羽田初飛来(18年2月21日)
・ルフトハンザ、新デザイン導入 ツル100周年、紺色に(18年2月8日)
【お知らせ】
ルフトハンザのアップデートにより、2段落目の塗料の使用量を「およそ100リットル」から「数百リットル」にしました。(18年12月17日 16:35 JST)