エアバス・ヘリコプターズは、神戸空港内の格納庫を増築する。2019年6月に着工、11月完成を予定している。日本国内でのビジネス拡大によるもので、最大40機の中型ヘリを格納できるようになるという。
同社の神戸空港事業所は現在、最大25機の中型ヘリを格納可能。2014年には、日本初となるヘリコプターのフルフライトシミュレーター(FFS)での訓練を、トレーニングセンターで始めた。アジア地域のエンジニアリング拠点の役目も果たしており、これまでに500人以上のパイロットと整備士が、FFSによる訓練を受けた。
今回の増築で、同社は神戸空港内の航空事業では最大テナントになり、専有面積は1万9685平方メートルになる。整備施設は60%広くなり、格納庫のほかにオフィスや倉庫も建設する。
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