エアライン, 空港 — 2018年11月23日 23:40 JST

JAL、787で旭川－ホノルルチャーター　帰国便が国際線ターミナル初便に

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　国際線ターミナルが11月22日に開業した旭川空港。2006年から国際線定期便が就航しているものの、現在は週2往復のタイガーエア台湾（TTW/IT）の台北線のみ。このため、ターミナルを利用する最初の便は、日本航空（JAL/JL、9201）のチャーター便、ホノルル発旭川行きJL8815便（ボーイング787-8型機、登録番号JA843J）となった。

旭川空港に到着したホノルル発JL8815便＝18年11月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　今回のチャーターは17日出発で、旭川発ホノルル行きJL8816便（787-8、JA844J）でハワイへ向かった。JALの増田夏樹・旭川空港所長によると、発売開始してすぐに完売となり、旭川便に乗れなかった人の中には成田便で現地入りし、合流する人もいたという。

　22日のJL8815便は、乗客156人と乗員10人（パイロット2人、客室乗務員8人）を乗せ、ホノルルを現地時間21日午前9時35分に出発し、旭川には午後1時16分に5番スポット（駐機場）へ到着した。

　国内・国際線合わせて6つある搭乗口のうち、国際線ターミナルは5番と6番を使用。このうち5番は国内・国際線兼用で、6番が国際線専用となる。JAL旭川空港のスタッフによると、よりターミナル中心に近い5番が国際線で使える場合は、優先して使うことになりそうだという。

旭川空港の国際線ターミナル到着100人目の利用者を歓迎する看板を作るJALの整備士＝18年11月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　JL8815便が国際線ターミナル初の到着便となったことから、到着100人目を祝うセレモニーを企画。JAL旭川空港の有志が看板などを間際まで手作りしていた。

　旭川空港にJALの787が乗り入れるのは、2017年10月20日に運航されたSUBARU（7270）の車両を運ぶチャーター「SUBARU 中央翼体感フライト」が初めて。今回のホノルルチャーターはこれに続くものとなった。

　乗客からは「成田や羽田に出る無駄な時間が不要なのがいい」との声が聞かれ、好評だったようだ。

　JL8815便で使用した787-8は、パイロットが交代して成田行きJL8127便としてフェリー（回航）された。出発前には除雪作業が行われ、雪の中を離陸していった。

旭川空港へ着陸するホノルル発JL8815便＝18年11月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

旭川空港の5番スポットへ向かうホノルル発JL8815便＝18年11月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

旭川空港の5番スポットへ進入するホノルル発JL8815便＝18年11月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

旭川空港に到着するホノルル発JL8815便＝18年11月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

旭川空港に到着したホノルル発JL8815便＝18年11月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

旭川空港に到着したホノルル発JL8815便＝18年11月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

到着口で記念品を手渡される旭川空港国際線ターミナル到着初便となったホノルル発JL8815便の乗客＝18年11月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

旭川空港に開業した国際線ターミナル到着100人目となったホノルル発JL8815便の家族連れ＝18年11月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

旭川空港に開業した国際線ターミナル到着100人目となったホノルル発JL8815便の家族連れ＝18年11月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

旭川で除雪作業を受けるホノルルチャーターの運航を終えたJALの787-8＝18年11月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire