ANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)と、ANAウイングス(AKX/EH)、エアージャパン(AJX/NQ)の3社は11月16日、パイロットなどの飲酒に対する対応策を国土交通省に提出した。10月に発生した、ANAウイングスの40代男性機長が飲酒により体調不良となり、乗務予定の国内線5便が遅延した問題によるもので、飲酒量を明文化し規定に盛り込むほか、パイロット全員を対象に、持ち運びできる呼気検査機を順次貸与する。
—記事の概要—
・全空港で基準統一
・5時間で6杯
・5年で交代要員8件
全空港で基準統一
飲酒量は、従来は本部長通達だったものを明文化。12月から、アルコール「2単位」までとする。1単位はアルコール20グラムで、2単位はビール1リットル、日本酒2合、ワイン400ミリに相当する。ANAによると、アルコール2単位は、およそ8時間で
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