エアバスは、航空宇宙防衛分野の企業が一堂に会する展示会「国際航空宇宙展2018東京」(JA2018)に、A350 XWBの客室「Airspace(エアスペース)」のモックアップなどを出展する。4年に一度開催される展示会で、今回は11月28日から30日まで、東京ビッグサイト(東京・有明)で開かれる。
エアバスのブースは、東7ホール「7229」。Airspaceのほか、総2階建ての超大型機A380の客室がのぞける20分の1模型や、バーチャルリアリティー(VR)で最新の客室などが体験できる。また、「ホロレンズ」による乗務員訓練なども紹介する。
エアバス・ヘリコプターズは、新型双発ヘリ「H160」、回転翼型無人機「VSR700」、軍用ヘリH135Mの大型模型を展示。プラグ&プレイ方式で装備可能な武装キット「HForce」をVRで紹介するほか、最先端アビオニクス「Helionix」用タッチパネル式トレーナーのデモを行う。
エアバス・ディフェンス・アンド・スペースは、レーザー技術を活用した大容量データの衛星間高速受信サービス「EDRS」の紹介や、高高度滞空固定翼無人機「ゼファー」の模型展示を行う。
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