エアバス, 機体 — 2018年11月15日 09:07 JST

エアバス、国際航空宇宙展にA350客室モックアップ出展 28日から

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 エアバスは、航空宇宙防衛分野の企業が一堂に会する展示会「国際航空宇宙展2018東京」(JA2018)に、A350 XWBの客室「Airspace(エアスペース)」のモックアップなどを出展する。4年に一度開催される展示会で、今回は11月28日から30日まで、東京ビッグサイト(東京・有明)で開かれる。

国際航空宇宙展にA350の客室モックアップなどを出展するエアバス=17年6月19日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エアバスのブースは、東7ホール「7229」。Airspaceのほか、総2階建ての超大型機A380の客室がのぞける20分の1模型や、バーチャルリアリティー(VR)で最新の客室などが体験できる。また、「ホロレンズ」による乗務員訓練なども紹介する。

 エアバス・ヘリコプターズは、新型双発ヘリ「H160」、回転翼型無人機「VSR700」、軍用ヘリH135Mの大型模型を展示。プラグ&プレイ方式で装備可能な武装キット「HForce」をVRで紹介するほか、最先端アビオニクス「Helionix」用タッチパネル式トレーナーのデモを行う。

 エアバス・ディフェンス・アンド・スペースは、レーザー技術を活用した大容量データの衛星間高速受信サービス「EDRS」の紹介や、高高度滞空固定翼無人機「ゼファー」の模型展示を行う。

関連リンク
国際航空宇宙展
Airbus
エアバス・ジャパン

エアバス、訪日4000万人「500万人足りない」(18年11月2日)
ANAのA380、初飛行成功 ハンブルクで塗装へ(18年9月18日)
ANAのA380、エコノミーにカウチシート ファーストはドア付き、4クラス520席(18年4月25日)
A320neoでフルフラット実現 伸びる航続距離に新需要、エアバス新内装「Airspace」(18年4月15日)
エアバス、貨物室に寝室オプション ゾディアックと提携、LD-36コンテナ活用(18年4月16日)
JAL、A350国内線仕様に個人画面と電源 中期計画ローリングプラン(18年3月1日)
JAL植木社長「総額見て手が震えた」 次世代旗艦機A350-1000、日本初飛来(18年2月15日)

特集・エアバスヘリの今と未来
前編 効率化進むヘリの最終組立ライン