ジェットスター・ジャパン(JJP)は2月18日、燃料消費を改善する翼端の「シャークレット」を装備したエアバスA320型機を日本の航空会社としては初めて受領すると発表した。日本時間18日午後11時にフランス・トゥールーズで受領し、成田空港には22日に到着予定。(写真を追加しました)
軽量な複合材で作られたシャークレットは従来のウイングチップ・フェンスに替わるもので、長さが約2.4メートル。空力性能を向上させて燃料消費を約4%削減する。JJPでは12年6月にリース契約を締結済みのA320新造機24機のうち、13年4月以降に納入される14機についても燃費性能などの点でシャークレット装備機とする予定。
JJPの鈴木みゆき社長は「シャークレット装備機を日本で初導入できて大変うれしい。今後もさらなる効率化に注力して低運賃を提供し、日本でのLCC普及推進に努めたい」との声明を発表した。
競合するエアアジア・ジャパン(WAJ)も、小田切社長がAviation Wireの取材に対してシャークレットを装備したA320の年内導入を示唆している。
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ジェットスター・ジャパン
【お知らせ】
写真を追加しました。(2013年2月19日 19:05 JST)