全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)が11月2日に発表した2018年4-9月期(19年3月期第2四半期)連結決算は、純利益が前年同期比37.7%減の737億3800万円だった。前年同期はLCCのピーチ・アビエーション(APJ/MM)を連結子会社化したことによる特別利益があったため、今期は大幅減となった。2019年3月期の通期見通しは据え置いた。
4-9月期の売上高は5.4%増の1兆380億5900万円、営業利益は8.6%減の1052億100万円、経常利益は8.7%減の1029億3200万円で増収減益。燃油費増加など営業費用が膨らんだことなどで、営業益と経常益も前年を下回った。
営業費用は7.2%増の9328億円。営業利益率は10.1%(1.5ポイント低下)となった。航空事業の営業費用のうち、燃油費・燃料税は市況が上昇に転じたことなどにより17.6%増の1715億円、整備部品・外注費は5.5%増の690億円、人件費は4.7%増の1034億円だった。
—記事の概要—
・国際線
・国内線
・LCC
・為替と燃油
・19年3月期見通し
*JALの4-9月期決算はこちら。
国際線
国際線の旅客収入は12.0%増の3310億円。旅客数は8.6%増の
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