11月15日に解禁日を迎えるボジョレー・ヌーボー(ボージョレ・ヌーボー)の初荷が10月27日、日本航空(JAL/JL、9201)のロンドン発JL42便(ボーイング787-8型機、登録記号JA842J)で羽田空港へ午前4時50分に到着した。午前7時すぎからは、東京税関の職員による検品が行われた。
ボジョレー・ヌーボーは、仏ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で収穫したブドウを発酵させた新酒で、羽田のほかに成田と関西、中部、新千歳、福岡の6空港に到着する。初荷は重さ約3.5トンで、3024本が到着した。
JALが初荷を運ぶのは、2013年以来5年ぶり。昨年までは、全日本空輸(ANA/NH)のフランクフルト発NH204便が羽田にもっとも早く到着する欧州便だったが、JALが昨年10月29日に増便した羽田-ロンドン線の深夜便JL42便は、羽田着が定刻午前5時15分とより早いことから、同便が選ばれた。
輸入元のサントリーワインインターナショナルによると、今年の対日輸出数量は前年割れが続く見込みだが、同社の受注はほぼ前年並みの116万本になったという。
サントリーが扱う今年のボジョレー・ヌーボーは、フレッシュなイチゴと慣熟したブルーベリーを、バスケットに詰め込んだような魅力的な香りで、丸みを帯びたなめらかな味わいだという。
同社では、今年は春先から適度に雨が降ったことで、夏から収穫期にかけて天候に恵まれ、理想的なブドウが収穫できたと説明している。
関連リンク
ボジョレー・ヌーボー(サントリー)
日本航空
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