エアバスは現地時間10月8日、シンガポール航空(SIA/SQ)系LCCのスクート(TGW/TR)に、同社向け初号機となるA320neo(登録番号9V-TNA)を仏トゥールーズで引き渡したと発表した。
スクートのA320neoは1クラス186席。エンジンは、米プラット・アンド・ホイットニー(PW)製GTF(ギヤード・ターボファン)エンジン「PW1100G-JM」を選択した。A320neoは39機発注済みで、現在、A320ceo(A320従来型)ファミリーを27機運航している。
スクートは2017年7月25日に、シンガポール航空傘下の旧・タイガーエアと合併。これまでのボーイング787型機に加え、タイガーエアが運航していたA320も保有している。
・スクート、タイガーエアと合併 新制服導入(17年7月25日)