マレーシア航空(MAS)は2月14日から受託手荷物を無料で扱う許容量を10kgずつ緩和し、超過手荷物の料金も値下げした。重量制に基づく自社運航便の路線が対象で、個数制のロサンゼルス線では変更はない。
新規定では大人と12歳以上の子どもの無料受託手荷物は、ファーストクラス50kgまで、ビジネスクラス40kgまで、エコノミークラス30kgまで。超過手荷物の料金は、5kg超過ごとに設定した料金を1ユニットとして、国や地域ごとに30リンギット(約887円)、60リンギット、90リンギットの各ゾーンが設定される。
30リンギットのゾーンは、マレーシア国内・クアラルンプールからアセアン諸国(シンガポール、ブルネイ、インドネシア、フィリピン、ミャンマー、タイ、ベトナム、カンボジア)。60リンギットのゾーンは、クアラルンプールからインド、中国、スリランカ、モルジブ、香港、台湾、バングラデシュ、ネパール、日本、韓国、ニュージーランド、オーストラリア。90リンギットのゾーンは、クアラルンプールからジェッダ、ロンドン、アムステルダム、パリ、フランクフルト、イスタンブール。
今回の変更は航空券の発券日や記載された重量制限にかかわらず適用される。
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