ボーイングは現地時間10月1日、ユナイテッド航空(UAL/UA)が787-9型機を9機追加発注したと発表した。カタログ価格で総額25億3000万ドル(約2880億円)相当。既存のワイドボディーの経年機を置き換える。
今回の発注で、ユナイテッド航空が発注した787は64機になった。内訳は、2012年9月に初号機を受領した標準型の787-8が12機で全機受領済み、長胴型の787-9が29機で25機受領済み、超長胴型の787-10が14機となっている。787-10は、今年後半から受領する見通しで、大陸横断路線に投入する。
ユナイテッド航空では、航続距離が長い787の特性を生かし、超長距離路線にも投入。ヒューストン-シドニー線やサンフランシスコ-シンガポール線を直行便で運航している。
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