関西空港と対岸を結ぶ連絡橋について、国土交通省は9月21日午前0時からタクシーとハイヤーも通行を認める。これに合わせて、連絡橋上り線の対面通行箇所を関空方面のみ2車線に増やし、通行量増加に対応する。
4日にタンカーが衝突した連絡橋は、第2ターミナルを使用した暫定運用が始まった7日から、緊急車両やバスなどに限り通行を認めていた。14日には第1ターミナルも国際線南側エリアと国内線の運用が始まり、21日からは残る国際線北側の運用が再開されることから、タクシーとハイヤーも通行を認める。
一方、自家用車とレンタカーについては、これまで通り通行できない。連絡橋を通るJR西日本と南海電鉄については、当初予定の21日より3日前倒しし、18日始発から運行を再開していることから、国交省などでは鉄道やバス、タクシーなど公共交通機関の利用を呼びかけている。
連絡橋の完全復旧は、2019年のゴールデンウイーク前となる見通し。
旅客ターミナルすべて運用再開
・関空、1タミ全面再開 北側初便は香港航空(18年9月21日)
ゴールデンウイークに復旧
・関空連絡橋、ゴールデンウイークに完全復旧へ(18年9月18日)
21日から通常運航
・関空便、21日から通常運航へ ANAとJAL(18年9月18日)
当紙編集長が寄稿
・[雑誌]「関空の台風被害は人災」週刊エコノミスト 18年9月25日号(18年9月18日)
18日始発から鉄道再開
・関空の鉄道、18日始発から再開 計画より3日前倒し(18年9月15日)
1タミ南側再開
・関空、1タミ南側とA滑走路再開 北側は21日復旧(18年9月14日)
7日から暫定運用
・関空、国内線から再開 ピーチ新潟行きが初便(18年9月7日)