空港 — 2018年9月18日 12:29 JST

[雑誌]「関空の台風被害は人災」週刊エコノミスト 18年9月25日号

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 週刊エコノミスト(毎日新聞出版)の2018年9月25日号が本日発売。670円(税込)。「関空の台風被害は人災」(12ページ掲載)を、弊紙(Aviation Wire)編集長の吉川が執筆しました。

 18日から鉄道の運行が再開するなど、復旧が進む関西空港ですが、2016年4月の民営化以降、運営する関西エアポート(KAP)の経営陣に対して、国や航空会社、KAP社内からはあまり良い声を聞きません。

 台風21号の被害についても、民営化以降にこれまで懸念されてきた防災対策に対し、投資が不十分だったことや、台風という針路を比較的予想しやすい災害ながらも経営陣のリーダーシップが欠如していたなど、人災と言わざるを得ない面がありました。

関連リンク
週刊エコノミスト

旅客ターミナルすべて運用再開
関空、1タミ全面再開 北側初便は香港航空(18年9月21日)

18日始発から鉄道再開
関空の鉄道、18日始発から再開 計画より3日前倒し(18年9月15日)

1タミ南側再開
関空、1タミ南側とA滑走路再開 北側は21日復旧(18年9月14日)

1タミ暫定開業日を弊紙スクープ
関空、1タミは14日再開へ 南側から暫定運用(18年9月10日)

国がKAP主導の復旧に見切り
関空、国交省が復旧プラン 運営会社主導に“見切り”(18年9月8日)

7日から暫定運用
関空、国内線から再開 ピーチ新潟行きが初便(18年9月7日)

日経ビジネスオンライン連載
空港民営化でサービス低下の皮肉(日経ビジネス連載・17年8月31日)

バックナンバー
[雑誌]「降下否めぬMRJの競争力」週刊エコノミスト 18年8月28日号(18年8月20日)
[雑誌]「MRJに危機」週刊エコノミスト 18年3月13日号(18年3月5日)