9月7日から国内線の運航を一部再開した関西空港は、国際線も8日から一部再開した。関空を拠点とするピーチ・アビエーション(APJ/MM)は、国内・国際線ともに順次再開したことで、9日からは通常の9割程度の便数まで回復した。
*T1運用再開当日の記事はこちら。
8日から国際線を再開したのはピーチのほか、全日本空輸(ANA/NH)の関西-上海(浦東)線NH973/974便。航空貨物会社フェデックス・エクスプレス(FDX/FX)も、貨物便を同日から再開した。
これにより、8日は香港とソウル(仁川)、台北(桃園)、上海(浦東)、釜山の国際線5路線を再開したピーチが国内線と合わせて43便、7日から羽田線(JL225/224)を再開した日本航空(JAL/JL、9201)が国内線2便(羽田線1往復)、ANAが国際線2便(上海線1往復)、フェデックスが貨物便8便の4社合計55便の運航となった。
ピーチの関空発着便は、9日は国内線40便と国際線20便の計60便、10日は国内線40便と国際線22便の計62便、11日から13日は国内線44便と国際線20便の計64便。同社によると、9日以降は通常の9割前後の水準だという。
JALは、羽田線(JL225/224)を1日1往復運航。第1ターミナルが閉鎖中のため、第2ターミナル発着となる。また、伊丹発着の国内線臨時便を8日は9便、9日と10日は10便、11日は9便、12日は3便運航する(関連記事)。
ANAは、上海線の運航を11日まで決定。JALと同じく2タミ発着となる。そのほかの国際線、国内線は全便欠航する。
関空を運営する関西エアポートは、関空の全面再開まで、伊丹に1日あたり40便、神戸空港に30便の計70便の振り分けを検討している。また、第1ターミナルは1週間以内に南側から再開する見通し。
関連リンク
関西国際空港
ピーチ・アビエーション
日本航空
全日本空輸
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