台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)は9月4日から、日本航空(JAL/JL、9201)グループが運航する国内線とのコードシェア(共同運航)を開始する。地方路線7路線が対象で、日台相互の往来を活発化する。
対象となるのは、札幌-新潟と花巻、福岡-宮崎、花巻、奄美大島、鹿児島-徳之島、奄美大島の各線。いずれも、JALグループで地方路線を担うジェイエア(JAR/XM)が運航する。
チャイナエアラインとJALは、2010年にコードシェアを開始。当初、羽田−台北(松山)線のみだったが、2017年2月21日からは、日台間の計20路線に拡大した。これまでは国際線を対象としていたが、国内線を対象に加えることで、相互往来の活性化を狙う。
両社は異なるアライアンス(航空連合)に所属。チャイナエアはスカイチーム、JALはワンワールドに加盟している。日台間の往来が双方とも活発なことから、利用者の選択肢を増やして利便性やサービスを向上させ、旺盛な需要の取り込みを強化する。
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