ソラシドエア(SNJ/6J)は9月3日、鹿児島県曽於(そお)市と包括連携協定を締結したと発表した。同市をピーアールするデカール機を運航したことによるもので、今後も両者で地域発展を目指す。
ソラシドは地域振興の機体活用プロジェクト「空恋-空で街と恋をする-」で、2012年10月から機体に九州や沖縄の自治体名を描き、機体を通じて自治体をピーアールしている。曽於市をピーアールするデカール機「ギリギリ鹿児島 そお市号」(ボーイング737-800型機、登録番号JA811X)は、2017年9月1日に就航し、1年間運航。県境にある曽於市の位置と、名産の食肉をアピールした。
曽於市は大隅半島の北部に位置し、鹿児島空港のある霧島市や宮崎県都城市などと隣接している。県内有数の畜産の街としても知られ、2017年度の農畜産物生産額475億202万円のうち、畜産部門が81.9%を占める。市内には、焼き肉やしゃぶしゃぶ、鶏刺しなどの肉料理を提供する店舗が多いという。
そお市号は、空恋19機目となる。今年9月1日からは、鹿児島県いちき串木野市をピーアールする「うんまか!つけあげ いちき串木野号」(737-800、JA805X)を運航。いちき串木野号は、空恋22機目となる。
・ソラシド、さつま揚げ発祥の地PR 鹿児島・いちき串木野市のデカール機(18年9月2日)
・ソラシド、ギリギリ鹿児島「曽於市」PRデカール機 畜産の街アピール(17年9月1日)