エアライン — 2018年8月27日 08:48 JST

エールフランスKLM、新CEOにエアカナダ出身スミス氏 労使対応に手腕発揮

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 エールフランス航空(AFR/AF)とKLMオランダ航空(KLM/KL)を傘下に持つエールフランス-KLMグループは、エア・カナダ(ACA/AC)出身のベンジャミン・スミス氏を新CEO(最高経営責任者)に任命した。遅くとも9月30日までに就任する。

エールフランス-KLMグループの新CEOに就任するベンジャミン・スミス氏(同社サイトから)

 スミス氏は、1990年にエア・オンタリオへ入社。エア・カナダには2002年に入社し、労使対応に従事したほか、観光路線を主体とする運航コストを抑えたエア・カナダ ルージュ(ROU/RV)の設立を手掛け、2014年からエア・カナダグループのエアライン部門社長兼COO(最高執行責任者)を務めてきた。

 前任のジャン-マルク・ジャナイヤック会長兼CEOは、エールフランスの労働組合に賃上げ案を否決され、今年5月4日に辞任。5月18日以降は、アンヌ=マリー・クデルク非常勤取締役社長を中心とした経営委員会が経営を代行しており、スミス氏は8月16日に開かれたグループの取締役会で新CEOに任命された。

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