ハワイアン航空(HAL/HA)は、10月にホノルル-北京線を運休する。同社唯一の中国路線で、再就航に備え、運休後も現地事務所を維持する。
中国の建国記念日にあたる「国慶節」での、連休終了後に運休する。北京行きHA897便は、10月9日のホノルル発が最終便で、午後11時55分に出発し、北京には11日午前5時10分に到着する。折り返しのホノルル行きHA898便は、12日発が最終便。午前1時に出発し、ホノルル着は前日11日午後5時となる。
同路線は2014年4月に就航。現在は週3往復で、エアバスA330-200型機で運航している。運休後は、A330を他路線に投入する。
ハワイアン航空は再就航に備え、現地の代理店や事務所を維持すると説明。同社ののピーター・イングラム社長兼CEO(最高経営責任者)は、運休について「難しい判断だった」と述べ、今後は提携航空会社との乗り継ぎなどで、中国路線を維持していくとした。
国慶節は10月1日で、中国国内では同日から7日まで、7連休となる。
最終便の運航スケジュール
HA897 ホノルル(23:55)→北京(翌々日05:10)運航日:10月9日
HA898 北京(01:00)→ホノルル(前日17:00)運航日:10月12日
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