エアバス, 機体 — 2018年8月16日 12:22 JST

エアバス、無人機で25日間飛行 ソーラー駆動「ゼファー」、世界最長

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 エアバスグループの防衛宇宙部門エアバス・ディフェンス・アンド・スペースは、無人機「ゼファー S」(Zephyr S)の量産型初号機が初飛行に成功した。飛行時間は25日間と23時間57分で、世界最長の飛行時間を達成した。

世界最長の飛行時間を達成した無人機「ゼファー S」(エアバス提供)

 無人機(UAV)ゼファーは、翼幅25メートルで重さ75キロ。高度7万フィート(約21.3キロ)の成層圏を飛行する。太陽光を利用し、ソーラー発電のみで駆動する。

 米アリゾナ州で、現地時間7月11日離陸した。ゼファーの最初の顧客は英国防省で、今回の初飛行は英政府がサポートした。

 ゼファーは、民間や防衛向けに、監視や検知、通信などの分野での活用が見込まれる。

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