全日本空輸(ANA/NH)は、10月28日搭乗分から国内線特典航空券のルールを改定する。予約開始日を現在の搭乗2カ月前から、夏と冬に分かれている運航ダイヤ期間ごとの一斉予約に前倒しし、新規予約や変更の期限などを拡大する一方、搭乗当日に予約便より前便への変更ができなくなる。
国内線特典航空券の予約開始日は、現在は搭乗2カ月前の午前9時30分。変更後は、年間で夏と冬に分かれている運航ダイヤ期間ごとに、一斉販売する。夏ダイヤは、3月の最終日曜日から10月最終日曜日の直前の土曜日まで、冬ダイヤは、10月の最終日曜日から翌年3月最終日曜日の直前の土曜日までで、夏ダイヤ期間の発売は1月下旬ごろ、冬ダイヤは8月下旬ごろを予定している。
新規予約と変更の期限は拡大する。現在はいずれも搭乗4日前までだが、搭乗前日まで受け付ける。航空券の有効期限と払い戻しも、現在は発行日および発行翌日から90日間だが、1年間に延長。払い戻しは、現在は有効期間満了日の翌日から10日以内だが、30日以内に拡大する。
一方、現在は搭乗当日に空席がある場合、予約便よりも前の便に変更できるが、10月28日搭乗分からは変更できなくなる。
関連リンク
国内線特典航空券のルールが変更になります(ANA)
全日本空輸
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