ボーイング, 機体, 空港 — 2018年8月10日 18:14 JST

セントレアの787施設、10月開業 Flight of Dreams

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 中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社は8月10日、ボーイング787型機を展示する複合商業施設「Flight of Dreams(フライト・オブ・ドリームス)」について、10月12日に開業すると発表した。当初の夏開業から、数カ月遅れての開業となる。

Flight of Dreamsの建屋内でジャッキアップされた787初号機ZA001=18年2月27日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

 Flight of Dreamsは当初、今夏の開業を目指していた。中部空港会社は6月29日に、開業を9月以降にすると発表。施設の検証や調整に時間がかかることや、夏の繁忙期には駐車場が混雑すること、新ターミナルビルの工事により駐車スペースが大幅に減少することから、混雑や混乱を避けたという。

 同施設は、中部空港会社が整備を進めている新ターミナルビルの近くに建設。地上4階建てで高さ24メートル、建築面積は6500平方メートル、延床面積は1万1000平方メートルとなる。

 施設内には、ボーイング787-8型機の飛行試験初号機「ZA001」(登録番号N787BA)を展示。2017年12月17日に建屋内に運び込まれ、今年2月27日にはジャッキアップ作業が行われた。

 1階と4階が機体をはじめ、製造工程や飛行機が飛ぶ仕組みなどを学べる展示エリアとし、2階と3階をフードコートなどが入居する商業施設にする。展示エリアへの入場は有料となる。展示エリアのスポンサーとして、787を運航する全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)の2社が参画。体験型コンテンツ10カ所のうち、2カ所ずつスポンサーを務める。

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