ロールス・ロイス、ALCからトレントXWB受注　25機のA350向け

　ロールス・ロイスは現地時間2月4日、ロサンゼルスを拠点とする航空機リース会社エア・リース・コーポレーション（ALC）から25機のエアバスA350 XWB型機向けに、トレントXWB（Trent XWB）エンジンを受注したと発表した。カタログ価格で総額11億ドル（約923億円）。

A380に搭載されたトレントXWB＝11年10月 PHOTO: H. Gousse, em company/Airbus

　20機のA350-900にはトレントXWB-900型が、5機のA350-1000にはトレントXWBの高出力型のトレントXWB-1000が搭載される予定。ALCはA350-1000をさらに5機追加するオプションを有している。

　トレントXWBはA350 XWB専用エンジンとして開発され、すでに1200基を販売。トレントシリーズで最も販売が好調なエンジンとなっている。2012年2月に初の試験飛行をA380に搭載して行い、14年にはA350 XWBに搭載して初の商用運航を行う予定。

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