フィジーの国営航空会社、フィジー・エアウェイズ(FJI/FJ)は現地時間7月4日、エアバスA330-200型機(現登録番号S7-VDM、予定登録番号DQ-FJP)をリース導入した。同機の愛称は、フィジーの島から「Island of Vatulele」と命名した。
同機はエティハド航空(ETD/EY)からのリース導入で、2クラス254席(ビジネス18席、エコノミー236席)を設定。自社購入したA330-200(273席:ビジネス24席、エコノミー249席)と比較すると、19席(ビジネス6席、エコノミー13席)少なく設定した。
シートは、エティハド航空が運航していたものを流用する。
リース期間は2022年までの4年間。フィジー・エアウェイズはエティハド航空から、A330-200を2機リース導入し、今回の機体は2機目となる。初号機(DQ-FJO)は5月に受領した。
フィジー・エアウェイズは、自社購入した273席のA330-200を3機保有。A330-300(313席:ビジネス24席、エコノミー289席)1機と合わせ、A330を6機保有することになる。
フィジーには333の島がある。愛称となったヴァトゥレレ(バツレレ)島は、サンゴに囲まれた小島で、フィジーの中心となるビチレブ島の南にある。近年はリゾート開発が進んでいる。
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フィジー・エアウェイズ
エティハド航空
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