アマゾンの画面付きスマートスピーカー「Amazon Echo Spot」を使い、運航情報などを調べられるサービスの提供を、全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)が始めた。
ANAとJALは、これまでもアマゾンの音声認識技術「Alexa」に対応したスマートスピーカー向けサービスを提供してきた。画面が付いたEcho Spotに対応することで、運航情報などをよりわかりやすく提供する。
ANAは、同社公式サイトで提供中の出発予定時刻や到着予定時刻、搭乗口などの情報を提供。旅が楽しくなる豆知識を集めた「トリビア機能」や、機内アナウンスや離着陸時の機内音などを集めた「サウンド機能」も用意している。画面を活用し、指定区間を運航する便の一覧から、対象便をタッチパネルで選べるようにした。
JALによると、Amazon Echo Spotは画面が付いていることから、利用者がスピーカーに向けて、どのように問いかければよいかが確認できるという。JALのサービスでは、当日の運航状況を画面に表示し、利用者が音声で検索できるほか、旅行や航空業界の豆知識を、同社の現役客室乗務員の声によるクイズ形式で紹介する。
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全日本空輸
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