チャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)の子会社である台湾のマンダリン航空(華信航空、MDA/AE)は6月14日、台中-成田線を開設した。1日1往復する。同路線の開設は、マンダリン航空が初めて。
機材はエンブラエル190(E190)型機で、座席数は1クラス103席。運航スケジュールは、成田行きAE266便が台中を午前7時30分に出発し、正午に到着する。折り返しの台中行きAE267便は午後1時に成田を出発し、午後3時50分に到着する。
6月14日から7月13日までは定期チャーター便として運航し、7月14日以降の定期便への切り替えを目指す。定期便移行後も同じスケジュールで運航する。
成田への到着初便となった6月14日のAE266便(E190、登録番号B-16829)は、109人(うち幼児7人)が利用し、午前11時53分に到着。台中行き初便となったAE267便は32人(うち幼児0人)が利用し、午後0時51分に出発した。どちらもパイロット3人、客室乗務員3人が乗務した。
チャイナエアライングループとしては現在、成田へは現在、台北(桃園)と高雄から乗り入れている。台中行きAE267便の出発後、成田空港第2ターミナル3階「スカイリウム」で開催した就航式典で、同グループの何煖軒(ホー・ヌアンシュエン)会長は「台中から初めて乗り入れた。有意義だ」と述べた。
マンダリン航空は現在E190と、仏ATR製ターボプロップ機のATR72-600型機を保有している。何会長は、チャイナエアラインの機材を、マンダリン航空に移す意向を示した。チャイナエアラインによると、ボーイング737型機などを検討しているいう。
式典には日本のメディアのほか、台湾メディアも取材。台湾からは40人近くが取材に訪れた。
台中は台湾中部に位置し、人口278万人で台湾第2位。近年日本からの観光客が増加しており、11月からは「台中フローラ世界博覧会」が半年間開催されるという。
運航スケジュール
AE266 台中(07:30)→成田(12:00)
AE267 成田(13:00)→台中(15:50)
関連リンク
華信航空
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