エアライン, ボーイング, 機体 — 2018年6月13日 12:48 JST

シンガポール航空、中部にも787-10 7月から

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 シンガポール航空(SIA/SQ)は現地時間7月28日から、ボーイング787-10型機を中部(セントレア)路線にも投入する。国内では関西、成田に次ぐ3路線目となる。

中部路線にも投入するシンガポール航空の787-10=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 787-10は、3機種ある787のうち長胴型787-9の胴体を5.5メートル延長したもので、全長は68メートルとなり、大型機777-200より4.3メートル長い。座席数は2クラス337席(ビジネス36席、エコノミー301席)で、観光需要が多い中距離路線を中心に投入する。

 シンガポール-中部線は現在、エアバスA330-300型機(2クラス285席:ビジネス30席、エコノミー255席)で運航している。中部行きSQ672便は午前1時20分にシンガポールを出発し、午前9時5分に到着する。シンガポール行きSQ671便は、中部を午前10時30分に出発し、午後4時20分に到着する。

 シンガポール航空は、787-10を運航する世界初の航空会社で、確定発注は最多の49機。エンジンは、ロールス・ロイス製トレント1000の改良型「トレント1000 TEN」を採用した。

 787-10による世界初の定期便は、5月3日のシンガポール発関西行きSQ618便と、折り返しのSQ619便。シンガポール航空が今年で日本就航50周年を迎えることを記念し、関西線が最初の路線に選ばれた。同月18日からは、成田路線にも投入。12月までには福岡線への導入も予定している。

運航スケジュール
SQ672 シンガポール(01:20)→中部(09:05)
SQ671 中部(10:30)→シンガポール(16:20)

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