全日本空輸(ANA/NH)は6月1日、羽田-バンコク線の深夜便を1日1往復増便した。同社のバンコク線は羽田から1日3往復、成田を加えると同5往復になった。
運航スケジュールは、バンコク行きNH877便が羽田を午前0時55分に出発し、午前5時25分着。羽田行きNH878便は午後1時55分にバンコクを出発し、午後10時15分に到着する。機材はボーイング787-8型機の中距離国際線仕様機で、座席数は2クラス240席(ビジネス42席、エコノミー198席)となる。
初便の出発に先立ち、ANAの東京空港支店長を務める南日隆男上席執行役員は、「羽田からアジア12都市へ就航しているが、バンコクの便数は最大規模。(出発時間の違いで)往復の選択肢が広がる」とアピールした。
羽田発初便のNH877便(787-8、登録番号JA878A)は、乗客203人(ビジネス38人、エコノミー165人)と乗員11人(パイロット2人、客室乗務員9人)を乗せ、午前1時1分に108番スポットから出発した。
増便分の運航スケジュール
NH877 羽田(00:55)→バンコク(05:25)
NH878 バンコク(13:55)→羽田(22:15)
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