リムジンバスを運行する東京空港交通は、東京駅八重洲北口と成田空港間を東京シティエアターミナル経由で結ぶ路線に、車いすのまま乗車できるリフト付きリムジンバスの新型車両を、6月4日から投入する。
東京空港交通は、リフト付き車両の運行を2016年4月から東京シティエアターミナル-羽田空港国際線ターミナル間で、2017年12月からバスタ新宿-羽田空港国際線ターミナル間で運行。今回の成田空港選には、最新の安全運転支援機能が付いた改良型を2台導入する。
今回の導入で、3路線20便がリフト付き車両での運行になる。成田空港では、第1と第2ターミナルでリフトを使った乗降ができる。
車いすのまま乗車できるのは1便につき1人で、車内に専用スペースを設置。長さ120センチ以内、高さ109センチ以内、幅70センチ以内の車いすが利用できる。予約優先で、事前予約は乗車希望日の1カ月前から受け付ける。
東京駅八重洲北口(鉄鋼ビル)および東京シティエアターミナル-成田空港間の片道運賃は、大人2800円で、身体障がい者手帳の交付を受けている人など対象者は、手帳や証明書を提示すると半額になる。
予約や問い合わせは、サービス推進センター(電話03-3665-7232)まで。電話受付は午前9時から午後9時までで、年中無休。
関連リンク
東京空港交通
・東京空港交通、バスタ新宿の券売機で乗車券販売(18年5月10日)
・成田空港発のリムジンバス、Web販売開始(18年4月25日)
・東京空港交通、リムジンバス全車に無線LAN 12月から無料提供(17年11月21日)
・東京空港交通、券売機でのICチャージ対応 TCATなど3カ所、2月から(17年1月27日)
・羽田リムジンバス、ロボットスーツ「HAL」導入 荷物搭載で腰の負担軽減(16年11月25日)