富山空港使って地酒やギフト券当たる　県が羽田便キャンペーン

　富山県は、全日本空輸（ANA/NH）の羽田－富山線の利用者を対象に、ギフト券や地酒などが当たるキャンペーンを5月2日から始めた。7月1日まで。羽田と富山双方の始発と最終便が対象で、利用促進を図る。

富山県がANAの羽田線利用促進キャンペーンを実施＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　応募方法は、富山空港2階の保安検査後の待合室や、1階到着出口脇にある「専用応募BOX」に必要事項を記入した申込用紙を投函。富山の名産品が選べるギフト券「トヤマカードプレミアム 1万円コース」が抽選で5人、富山の地酒が5人などのほか、空港ターミナルビルのテナント利用券1500円分が500人に当たる。

　昨年キャンペーンを実施した際は、富山発最終のNH322便のみが対象だったが、今回は羽田発始発のNH313便と富山発始発のNH312便、羽田発最終のNH321便も加え、対象を4便に拡大した。県によると、対象便の利用促進を図ることで、路線の維持安定化につなげたいという。

　羽田線の機材は、羽田発最終と富山始発がボーイング767-300型機（2クラス270席）、残り3往復には737-800（2クラス166席）が投入されている。

富山きときと空港リフレッシュキャンペーンのチラシ（富山県提供）

　富山空港は県が管理する地方管理空港で、1963年8月20日開港。滑走路（RWY02/20）は当初1200メートルだったが2000メートルに延長し、1984年3月18日にジェット化した。2012年11月23日には、富山弁で「新鮮な」を意味する「富山きときと空港」と愛称を名付けた。

　現在は国内線が2路線で、ANAの羽田線が1日4往復、札幌線が1日1往復。国際線は4路線で、台湾のチャイナエアライン（中華航空、CAL/CI）が台北（桃園）線を週4往復、アシアナ航空（AAR/OZ）傘下のLCCエアソウル（ASV/RS）がソウル（仁川）線を週3往復、中国南方航空（CSN/CZ）が大連線を週2往復、中国東方航空（CES/MU）が上海線を週2往復運航している。

運航スケジュール
羽田→富山
NH313 羽田（07:55）→富山（08:55）738 キャンペーン対象便
NH315 羽田（09:40）→富山（10:40）738
NH319 羽田（18:00）→富山（19:00）738
NH321 羽田（19:50）→富山（20:45）76P キャンペーン対象便

富山→羽田
NH312 富山（07:10）→羽田（08:15）76P キャンペーン対象便
NH316 富山（09:40）→羽田（10:45）738
NH320 富山（16:10）→羽田（17:20）738
NH322 富山（19:35）→羽田（20:40）738 キャンペーン対象便

関連リンク
富山県
富山きときと空港
全日本空輸

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