エアライン, ボーイング, 機体 — 2018年4月18日 16:17 JST

サウスウエスト機のエンジン爆発か 乗客1人死亡、フィラデルフィアへ緊急着陸

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 現地時間4月17日(日本時間18日)、サウスウエスト航空(SWA/WN)のニューヨーク・ラガーディア発ダラス・ラブフィールド行きWN1380便(ボーイング737-700型機、登録番号N772SW)がペンシルベニア州上空を飛行中、左側にある第1エンジンにトラブルが発生し、フィラデルフィア国際空港へ緊急着陸した。

サウスウエスト航空WN1380便のエンジンを調査するNTSBの調査官(NTSBのTwitterから)

 サウスウエスト航空によると、WN1380便には乗客144人と乗員5人が乗っていた。米CBSニュースなどによると、第1エンジンが約3万フィート(約9144メートル)を飛行中に爆発したとみられる。この影響で乗客1人が死亡し、7人がけがをした。

 フィラデルフィアで会見した米国家運輸安全委員会(NTSB)のロバート・サムワルト委員長は、米国の航空会社による事故では、2009年以来の乗客死亡事故だと述べた。

 WN1380便は第1エンジンが爆発後、フィラデルフィアへ第2エンジンのみで飛行した。爆発により左主翼近くの窓が破損。客室の気圧高度が低下したことから、機体が高度を下げるまで、乗客と乗員は酸素マスクを着用した。

 サウスウエスト航空の運航状況によると、WN1380便の運航スケジュールは、ニューヨークを午前10時30分(日本時間17日午後11時30分)に出発し、ダラスには午後1時45分(同18日午前3時45分)に到着予定だった。

 737-700が搭載しているエンジンは、CFMインターナショナル製CFM56。

サウスウエスト航空WN1380便のエンジンを調査するNTSBの調査官(NTSBのTwitterから)

サウスウエスト航空WN1380便のエンジンを調査するNTSBの調査官(NTSBのTwitterから)

エンジントラブルが起きたサウスウエスト航空WN1380便の飛行経路(フライトレーダー24から)

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