エアライン — 2013年1月22日 21:19 JST

日航の夏ダイヤ、羽田-中部新設 深夜早朝の国際線との乗継便

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 日本航空(JAL、9201)は1月22日、3月31日からの夏ダイヤを発表した。新設路線は羽田-中部線で、羽田空港の深夜早朝時間帯に運航している国際線と中部空港(セントレア)を1日1往復で結ぶ。運航再開は伊丹発着の松山線、函館線、三沢線の3路線で、増便は羽田-札幌線をはじめ18路線(羽田発着2路線と地方16路線)などとなっている。

乗継便として羽田-中部線を新設するJAL=12年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 新設の羽田-中部線は羽田を午前8時10分に出発して中部に午前9時10分に到着するJL141便と、中部を午後8時45分に出発し羽田へ午後9時45分に着くJL146便の1日1往復2便。シンガポールやバンコク、パリから羽田へ到着する便からはJL141便へ乗り継ぎが可能で、羽田からホノルル、サンフランシスコ、パリ、シンガポール、バンコクへ向かう各便へはJL146便から乗り継ぎが行える。

 再開の伊丹-松山線は1日3往復、伊丹-函館線と三沢線はそれぞれ1日1往復を運航。増便は羽田-札幌線が現在の1日17往復から同18往復、羽田-那覇線が1日13往復から14往復などのほか、伊丹-札幌線など伊丹発着便を中心に増便する。

 減便は国際線の関西-ソウル(金浦)線で、週14往復から同7往復に半減。一方で同路線ではビジネスクラスを再開し、全席に個人用モニターを装備したボーイング737-800型機で運航する。

 JALによると、関西-金浦線以外の国際線の運航計画については、運航を停止しているボーイング787型機の運航再開時期を見極めた上で発表するという。

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