ボーイングの3月の引き渡しは91機(前年同月74機)、受注は197機(133機)だった。
引き渡しの内訳は737が66機(前年同月47機)、747が1機(1機)、767が1機(1機)、777が8機(14機)、787が15機(11機)だった。
737は66機中24機が737 MAXで、エア・カナダ(ACA/AC)やアメリカン航空(AAL/AA)、アエロメヒコ航空(AMX/AM)などに引き渡した。737 MAX 9の納入も開始し、初号機(登録番号HS-LSH)をライオン・エア(LNI/JT)グループへ引き渡した。
787は、超長胴型の787-10の引き渡しを開始。初号機(9V-SCA)をシンガポール航空(SIA/SQ)へ納入した。残りの14機はすべて長胴型の787-9で、日本の航空会社には、全日本空輸(ANA/NH)に1機引き渡した。
受注は737が160機(前年同月120機)、747が0機(1機)、767が3機(0機)、777が2機(8機)、787が32機(4機)だった。
737はすべて737 MAXで、インドのジェットエアウェイズ(JAI/9W)の75機を含む6社から受注。777はいずれも貨物型の777で、ANAホールディングス(ANAHD、9202)から受注した。
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