日本航空(JAL/JL、9201)は3月27日、世界の航空関連情報を提供する英OAGによる2017年定時性ランキングで、メガ・エアラインズ部門1位を受賞したと発表した。
OAGは、定刻から15分未満に到着したものを「定時運航」とし、定時運航便が全運航便と欠航便の合計に占める割合を、定時運航率としている。対象となる航空会社は、2017年の暦年で、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)が多かった上位250社。250社全体のほか、定期便3万便以上を運航した会社を「メインライン」部門、3万便以下を「LCC」部門として選出した。また、250社のうち上位20社を「メガエアライン」とした。
OAGによる定時性ランキングは2014年にスタートし、今回で4回目。メガエアライン部門は、今回初めて設立された。
JALは定時運航率85.27%で、同部門1位を獲得。2位は全日本空輸(ANA/NH)の83.81%だった。3位はデルタ航空(DAL/DL)で82.76%、4位はインドのインディゴ(IGO/6E)で81.22%、5位には81.06%だったアラスカ航空(ASA/AS)がランクインした。
250社全体での1位は、ラトビアのエア・バルティック(BTI/BT)で90.01%だった。
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