ボーイング, 機体 — 2018年3月17日 13:28 JST

737 MAX 7が初飛行 19年就航目指す

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 ボーイングが開発中の小型機737 MAX 7が現地時間3月16日(日本時間17日)、初飛行に成功した。今後は試験を重ね、型式証明の取得と引き渡しは、2019年を予定している。

初飛行する737 MAX 7(ボーイング提供)

 737 MAXは737の発展型で、2016年1月に初飛行した737 MAX 8(1クラス189席)を標準型とし、5機種で構成。エンジンは、CFMインターナショナルの新型エンジン「LEAP-1B」を採用し、翼端には新型ウイングレット「アドバンスト・テクノロジー・ウイングレット」を備える。

 今回初飛行した737 MAX 7(同172席)は、2月5日にロールアウト。737 MAXファミリーで胴体がもっとも短く、737-700の後継機となる機体で、航続距離は737 MAXでは最長の3850海里(7130キロ)となる。1座席あたりの燃費は、737-700よりも18%改善するという。

 16日に初飛行したのは、737 MAX 7の飛行試験初号機(登録番号N7201S)で、16日午前10時17分(日本時間17日午前2時17分)にワシントン州のレントン市営空港を離陸。3時間5分飛行し、午後1時22分にシアトルのボーイング・フィールド(キング郡国際空港)に着陸した。テストパイロットらが、飛行制御とシステム、品質をテストした。

 737 MAX 7の就航は、2019年を予定。サウスウエスト航空(SWA/WN)へ引き渡す。ボーイングでは、競合のエアバスA319neoと比べ、12人以上の乗客を400海里遠くまで運べ、1座席あたりの運航コストは7%下がるとアピールしている。

レントン空港を離陸し初飛行する737 MAX 7(ボーイング提供)

チェース機とともに初飛行する737 MAX 7(ボーイング提供)

初飛行する737 MAX 7(ボーイング提供)

初飛行を終えた737 MAX 7のテストパイロット(ボーイング提供)

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737 MAX(Boeing)

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