世界の航空関連情報を提供する英国のOAGは、2017年の定時運航率が最も高い航空会社に、ラトビアのエア・バルティック(BTI/BT)を選出した。日本の航空会社では、日本航空(JAL/JL、9201)が6位、スカイマーク(SKY/BC)が9位、全日本空輸(ANA/NH)が14位にランクインした。
OAGは、定刻より15分以内に出発・到着したものを「定時運航」とし、各社をランク付けした。対象となる航空会社は、2017年の暦年で、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)が多かった上位250社。250社全体のほか、定期便3万便以上を運航した会社を「メインライン」部門、3万便以下を「LCC」部門として選出した。また、250社のうち上位20社を「メガエアライン」とした。
全体部門で1位となった、エア・バルティックの定時運航率は90.01%。2位は香港航空(CRK/HX)で88.83%、3位はハワイアン航空(HAL/HA)で87.24%だった。4位には86.39%だったパナマのコパ航空(CMP/CM)が、5位には86.18%だったカンタス航空(QFA/QF)がランクインした。
全体部門で6位だったJALの定時運航率は85.27%、9位のスカイマークは85.00%、14位のANAは83.81%だった。
メインライン部門の上位6社は、全体部門と同じだった。LCC部門で1位となったのはスペインのブエリング航空(VLG/VY)で、定時運航率85.25%。2位はシンガポールのジェットスター・アジア航空(JSA/3K)で85.08%、3位はスカイマークだった。
メガエアライン部門では、JALが1位を獲得。2位はANAだった。3位はデルタ航空(DAL/DL)で82.76%、4位はインドのインディゴ(IGO/6E)で81.22%、5位には81.06%だったアラスカ航空(ASA/AS)がランクインした。
各カテゴリーのランキング上位10社は下記のとおり(括弧内は定時運航率)。
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