エアライン, 需要, 需要実績 — 2018年1月4日 20:08 JST

年末年始の利用率、8割超え 中堅各社は前年割れ、LCCは二分化

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 全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC)など航空12社は1月4日、年末年始の利用実績を発表した。対象期間は2017年12月28日から2018年1月3日までの7日間。

12社全体のL/Fが国際線87.8%、国内線83.7%となった17年年末年始=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 12社の発表値を合計すると、旅客数は国際線が前年比4.1%増の49万5745人で、国内線は1.0%増の239万9838人。提供座席数は国際線が3.4%増の56万4869席で、国内線は1.3%減の286万5854席となった。12社平均のロードファクター(座席利用率、L/F)は国際線が0.6ポイント上昇し87.8%、国内線は1.9ポイント上昇し83.7%だった。

 旅客数を見ると、国際線はJALとANAの2社とも前年を上回り、LCC各社は前年超えが目立った。国内線のL/Fは、フルサービス航空会社(FSC)のうちスカイマークなど中堅の「新規航空会社」で前年割れが目立った。LCCのL/Fは、前年割れと前年超えで二分化した。

 出発のピークは各社異なるが、概ね下りは12月29日、上りは1月3日となった。

 12社の詳報と発表を基にした表は、下記の通り。

【お知らせ】
JALが、国内線の提供座席数の修正値を発表したため、JALの1段落目に記載の、国内線提供座席数とL/Fをアップデートしました。それに伴い、導入部分2段落目の各社合計値もアップデートし、グラフも差し替えました。(18年1月15日 16:14 JST)


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