ジェイエアCRJ、退役記念チャーター　12月に小牧や広島西上空飛行

　日本航空（JAL/JL、9201）グループの旅行会社ジャルパックと地方路線を担うジェイエア（JAR/XM）は、2018年1月に退役するボンバルディアCRJ200型機をチャーターし、「CRJ退役記念チャーターツアー」を12月26日から1泊2日で開催する。伊丹空港の格納庫での実機見学や、関空発着でジェイエアゆかりの地上空を飛行する遊覧フライトのほか、パイロットなど運航関係者によるトークショーを開く。

チャーターツアーを実施するジェイエアのCRJ200＝15年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　CRJはジェイエア初のグラスコックピット機で、座席数は1クラス50席。エンジンはGE製CF34-3B1を胴体後部に2基搭載し、パイロット2人と客室乗務員1人が乗員の基本編成となる。2001年に就航し、最大9機運航していたが、2016年から順次退役が進んでおり、残り3機となった。

　チャーターツアーの1日目は、伊丹空港の格納庫で実機を見学。バスで宿泊先の関空ジョイテルホテルへ移動し、パイロットや客室乗務員をはじめとするジェイエアの運航関係者によるトークショーを開催し、質問コーナーを設ける。

　2日目は、約3時間45分のフライト。関西空港からCRJに搭乗し、県営名古屋（小牧）空港周辺、広島西飛行場周辺の上空を飛行し、大分空港へ。再出発後は松山または高知上空を通過し、関西空港へ戻る。

　ツアーの発売は、11月28日午後2時を予定。旅行代金も28日に発表する。電話のみの受付で定員35人、最少催行人数30人で、1人から申し込める。現地集合のほか、東京からJAL便で伊丹へ移動するコースも用意する。

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