エアライン — 2012年12月25日 18:37 JST

全日空、6月から成田-シカゴ増便 アジア発の接続需要取り込み 3月末からは中部-上海再開

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 全日本空輸(ANA、9202)は2013年6月29日から成田-シカゴ線をデイリー運航(週7往復)からダブルデイリー(週14往復)に増便する。機材はボーイング777-300ER型機。

成田-シカゴ線を増便するANA=12年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 現在は成田を午前中に出発する便のみだが、アジアから午後に成田へ到着する便との接続需要を取り込むため、午後5時15分に成田を出発する便を増便する。成田をアジアと北米を結ぶハブとして活用する。

 また、運休していた中部-上海(浦東)線を13年3月31日から10月26日までの夏ダイヤ期間中、運航を再開する。デイリー運航で、機材はボーイング737-700型機。

 中部-上海線は10月末からの冬ダイヤ期間中、浦東空港の発着枠(スロット)が確保できなかったため運休している。今回スロットを確保できたため再開する。ANAによると、尖閣問題の影響が旅行需要には残るものの、ビジネス需要は堅調に推移しているという。

運航スケジュール
成田-シカゴ線(増便分)
・NH1012 成田発(17:15)→シカゴ着(14:50)
・NH1011 シカゴ発(17:30)→成田着(翌日20:25)

中部-上海(浦東)線
・NH939 中部発(10:30)→上海着(12:15)
・NH940 上海発(13:20)→中部着(16:45)

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全日本空輸

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