エアバスの2017年10月の引き渡しは63機(前年同月54機)となった。受注は24機(19機)だった。
引き渡しの内訳は、A320ファミリーが49機(前年同月41機)、A330ファミリーが5機(6機)、A350ファミリーが8機(4機)、A380が1機(3機)だった。
A350は、カタール航空(QTR/QR)に3機、キャセイパシフィック航空(CPA/CX)に2機、エチオピア航空(ETH/ET)とデルタ航空(DAL/DL)に1機ずつ引き渡した。このほか、リース会社エアキャップにも1機引き渡し、モーリシャス航空(MAU/MK)がリース導入した。
受注はA320ファミリーが24機(前年同月19機)、A330ファミリーが0機(0機)、A350ファミリーが0機(0機)、A380が0機(0機)だった。
A320のうちA320neoは7機で、匿名顧客1社が発注。残り17機はA320従来型(A320ceo)で、エアアジア(AXM/AK)から14機などを受注した。
・エアバス、天津製A320neo納入開始 初号機はエアアジア(17年10月25日)
・モーリシャス航空、A350リース導入 アフリカ2社目、A340置き換え(17年10月23日)
・エアバス、納入55機 受注56機 ピーチ、A320を4機発注 17年9月(17年10月10日)