ANAテレマート、札幌3連覇　電話応対コンテスト

　ANAホールディングス（9202）傘下で、全日本空輸（ANA/NH）の国内線と国際線の予約案内やマイレージクラブのサービスセンターを運営するANAテレマートは、電話応対力を競う毎年恒例の「応対コンクール」を11月7日に開催した。今回で15回目となるコンクールには、4支店から選抜した9人が出場。札幌国内グループの野沢めぐみさんが優勝した。札幌は2015年から3連覇となった。

第15回ANAテレマート応対コンクールの参加者と関係者ら（ANA提供）

15回目の応対コンクールで優勝した札幌国内グループの野沢さん（ANA提供）

　コンテストは福岡で開催。電話による問い合わせの応対力を審査し、利用客役の社員がテーマに沿って、アドリブで出場者に相談内容を投げかけた。

　同社の応対部門は、国内線担当と国際線担当、マイル会員「ANAマイレージクラブ（AMC）」担当に分かれており、テーマを各担当ごとに設定。国内線は札幌から福岡の航空券を羽田経由で購入した利用者が直行便へ変更希望、国際線はシンガポール行きの特典航空券が取れないと相談、AMCはカードの年会費を尋ねる、という設定で進められた。

　2位には福岡国内グループの柴田治子さん、3位には東京国際グループの南側麻由さんが選ばれた。

　ANAテレマートは東京と札幌、福岡、長崎に拠点を構え、4拠点で約1100人が勤務。応対力のコンテストは2003年から開始し、2014年は札幌、2015年は長崎、2016年は東京で開催した。

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