エアバス, エアライン, ボーイング, 機体 — 2012年12月19日 05:30 JST

エミレーツ航空、1カ月で新造機5機を投入　A380は30号機目

　エミレーツ航空（UAE）は12月末までに、エアバスA380型機3機とボーイング777型機2機の計5機を導入する。このうちA380と777の各1機は1日から運航を開始しており、残り3機も月内に就航する予定。

エミレーツ航空のA380＝12年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　UAEは世界最多のA380と777を運航する航空会社。今回導入する機材は、UAEが保有するボーイング社製航空機の118機目と119機目、A380の28機目から30機目となる。

　今回の新機材投入は路線ネットワーク拡充を進めるもので、12月にはフランスのリヨンとタイのプーケットの2都市に就航。2013年第1四半期にはポーランドのワルシャワとアルジェリアのアルジェへの就航を予定している。

　UAEが現在保有する機材は191機で、発注済みのものは209機。発注済みのうち70機は777となる。ドバイ国際空港には13年の早期に、世界初となるA380専用ターミナルを開設して運航を拡充する。