川崎重工業(7012)は9月28日、中型双発ヘリコプター「BK117C-2」を徳島県に引き渡したと発表した。徳島県消防防災航空隊に配備され、既存のBK117を置き換える形で年度内の就航を予定している。C-2型の消防防災ヘリとしては16機目の納入となった。
BK117は川重と旧西ドイツのMBB(メッサーシュミット・ベルコウ・ブローム、現エアバス・ヘリコプターズ・ドイツ)が共同開発し、1982年に国産ヘリとして初の型式証明を取得。1983年に初号機を納入し、9月28日時点で川重の納入分が177機、エアバスヘリ納入分を合わせると、世界で1400機以上が引き渡されており、ドクターヘリ、人員や物資輸送、警察、消防、防災、報道などの分野で運用されている。
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川崎重工業
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