エアライン, 空港 — 2017年9月28日 11:30 JST

ANA、羽田の接客No.1に国内線寒川さん 第1回Haneda’s Prideコンテスト

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 全日本空輸(ANA/NH)は9月27日、羽田空港の地上係員の中から「おもてなしNo.1」を決めるコンテスト「第1回Haneda’s Prideコンテスト」を開いた。27人の出場者の中から、国内線旅客サービス部1課の寒川綾乃さんが、グランプリに輝いた。

第1回Haneda’s Prideコンテストで実技に挑む寒川さん=17年9月27日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

 コンテストでは、羽田の地上係員の3つの行動様式である「気持ちのいい挨拶をします」「常に笑顔でアイコンタクトをします」「美しい所作で魅了します」を体現できる係員を決定。コンテストを通じて、羽田の係員全体の接遇スキル向上につなげていく。

 他薦やオンライン審査を経て、国内線担当は約880人の中から選ばれた15人が、国際線担当は約870人から選出された12人が出場。車いす利用者などさまざまなタイプの乗客役に対し、接客スキルなどを競った。

 グランプリに選ばれた寒川さんは、「車いすを利用される方が多いので、お客様に安心感を感じていただく対応をしました。これからも羽田の品質を上げて、お客様の心をつかんでいきたいです」と、涙をこらえながら喜びを表した。

 また、準グランプリには国際線旅客サービス部4課の河北真貴さんと国内線旅客サービス部2課の田中侑衣さんが選ばれ、国際線旅客サービス部4課の齋藤綾乃さんが審査員特別賞を受賞した。

 羽田の空港業務を担うANAエアポートサービスの浅井晶社長は、「改めて羽田の力を実感した。自分流のスタイルを出していくことが大事だと思った」と講評を述べた。

第1回Haneda’s Prideコンテストでグランプリを獲得した寒川さん(右から2人目)と準グランプリの河北さん(右)と田中さん(左から2人目)、審査員特別賞の齋藤さん=17年9月27日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

表彰式で名前を呼ばれ喜ぶグランプリの寒川さん=17年9月27日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

コンテストで実技に挑む寒川さん=17年9月27日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

コンテストで実技に挑む寒川さんを応援する国内線旅客サービス部1課の応援団=17年9月27日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

記念写真に収まる第1回Haneda’s Prideコンテストの出場者と審査員ら=17年9月27日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

記念写真に収まる第1回Haneda’s Prideコンテストの出場者=17年9月27日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

関連リンク
全日本空輸

ANAの空港接客コンテスト、成田の高野さん優勝 第9回大会、車いすや高齢者対応重視(16年12月8日)