ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)の片岡優社長は9月20日、エアバスA320neo導入の可能性について、引き続き模索段階であると述べた。
ジェットスター・ジャパンは現在、A320従来型(A320ceo)を21機導入し、単一機種で運航している。2018年前半をめどに、22号機(登録番号JA22JJ)と23号機(JA23JJ)の2機を追加導入する。
同社は24機のA320をリースで受領済みで、21機を自社運航、3機を他社へリース(サブリース)している。追加導入する2機はサブリース機材で、23号機の自社運航により、サブリースは残り1機となる。
2019年までには28機体制を計画しているものの、25号機以降は未発注となっている。
片岡社長はAviation Wireに対し、「時期的なことを考えると、(A320neoを)検討する方向にある」と述べ、「どこから(何号機から)A320neoに切り替えるかは未定」とした。片岡社長は今年5月、A320neo導入について「A320ceoの生産自体が制限されているので、入手しずらい。A320neoを検討することになるだろう」と、検討を示唆していた。
ジェットスター・ジャパンは今年3月、21号機(JA21JJ)を導入。増便などで国内路線の増強を図っている。2018年春をめどに中部空港(セントレア)を拠点化するほか、今年12月21日には成田-宮崎線を開設し、成田-長崎線の開設も検討している。
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ジェットスター・ジャパン
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