エアバス, エアライン, 機体 — 2017年9月7日 20:20 JST

ユナイテッド航空、A350-900を45機導入へ 長胴型から切り替え

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 エアバスは現地時間9月6日、ユナイテッド航空(UAL/UA)がA350-900型機を45機導入すると発表した。発注済みだった35機のA350-1000をタイプ変更し、追加発注する。

ユナイテッド航空のA350-900(イメージ、エアバス提供)

 ユナイテッド航空は2013年6月、発注済みの25機のA350-900をA350-1000に切り替え、新たに10機を追加発注していた。今回は機材戦略の見直しにより、A350-900に戻し、10機を追加発注する。

 A350 XWBは標準型のA350-900と長胴型のA350-1000、短胴型のA350-800の3機種で構成。このうちA350-800については計画を見直し、開発しない方針を示している。メーカー標準座席数は、A350-900が3クラス325席、A350-800が同280席であるのに対し、A350-1000は同366席に増え、最大座席数は440席となっている。

 A350は7月末現在、848機受注。内訳はA350-900が628機、A350-1000が212機、残り8機はアシアナ航空(AAR/OZ)が発注したA350-800で、これまでに100機のA350-900を引き渡している。

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