青森県は、エバー航空(EVA/BR)が台北(桃園)-青森線で定期チャーター便を運航すると9月4日に発表した。11月から2018年3月まで運航し、台湾からの冬の東北への誘客を図る。
火曜と金曜の週2往復で、エアバスA321型機(184席:ビジネス8席、エコノミー176席)を投入する。運航期間は11月3日から2018年3月13日までで、4カ月の期間中38往復(76便)を運航する。
青森行きBR1128便は台北を午前9時50分に出発し、午後2時25分に到着する。台北行きBR1127便は青森を午後4時35分に出発し、午後7時55分に到着する。
同路線はこれまでもエバー航空のほか、チャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)もチャーター便を運航している。2016年はエバー航空が14往復、チャイナエアラインが9往復を運航したが、いずれも短期間の運航だった。青森県の三村申吾知事によると、チャーター便を長期間運航するのは県としては初めてだという。
また、今回のチャーターでは、184席のうち20席を日本からの送客に割り当てることで、青森からの台湾訪問も可能になった。
運航スケジュール(11月3日から18年3月13日まで)
BR1128 台北(09:50)→青森(14:25)運航日:火金
BR1127 青森(16:35)→台北(19:55)運航日:火金
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