空港 — 2017年8月31日 22:20 JST

セントレア、WeChatで中国人向け情報発信 国慶節の訪日照準

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 中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社は、中国のメッセージアプリ「WeChat(ウィーチャット、微信)」を活用し、中国からの訪日客にターミナルビル内の店舗情報を提供する。9月1日から11月30日まで実施することで、10月1日から8日までの国慶節に日本を訪れる中国人客に使ってもらう。

中国人客向けにWeChatで情報発信する中部空港=17年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 主な対象となるのは、セントレアホテルなど空港島内4ホテルの中国人宿泊客。ターミナルビルの飲食店や小売店など31店舗と、制限エリア内の免税店が、商品やメニューなどの情報をクーポンと合わせて提供。WeChatの「シェイク機能」やQRコードの読み取り機能を使い、特設ウェブサイトに案内する。

 セントレアでは、2016年度も実証実験を実施しており、訪日中国人の利便性向上を図る。

 WeChatは、政府がSNS利用に制限を設けている中国国内で最大シェアを誇る。

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